Yahoo!Japanへの不正アクセスとか

Yahoo!のサーバに再び不正アクセス、ID流出の疑い

最近、不正アクセス多いですね。

Yahoo! Japanなんか、ネットやってれば1つはアカウントを持っているようなメジャーなサービスですあから不安もありますが、過剰に不安になる必要はないかな。というのが、IT業界の片隅にいる身での感想です。ID流出とはいえ、それYahoo!メールの@よりも前の部分のことだし、そもそも自分で公開してる情報だし。

ちなみに仮にパスワードが流出したとしても、一般的にパスワードは暗号化して保存することが常識になっているので、普通はすぐに問題発生することはないんですよね。。。(IT業界外の人に説明するの大変なんですよねhashとかの話は。。。)

むしろ心配する必要があるとすれば、

  1. PCやブラウザ、Adobe Flash、PDFなどのセキュリティアップデートを行っていない
  2. ウィルス対策ソフトを使用・更新していない
  3. 簡単なパスワード(例:12345678)の利用
  4. 他サービスとのパスワードの使い回し

みたいな点でしょう。

本当にPCやブラウザなどのセキュリティアップデートしていない人やウィルス対策ソフトを利用していない人、それから家族でPCを共有しているのに、アカウントを分けてない(ペアレンタルコントロールをかけていない)人が多いことには閉口します。いえ、IT業界のソフトやサービスがわかりづらかったり、使いづらかったりということは、まぁもちろんあるのですが。。。

あとは、Yahoo! Japanについて言えば念のためにワンタイムパスワードを使うようにしておけば、不正アクセスで被害を被る可能性は非常に低くできると思います。私もGoogleとYahoo! Japanではワンタイムパスワードを使うようにしています。スマホのアプリを使えば思っていたよりも面倒ではないし、おすすめです。


Nocturnes – Little Boots


Little Bootsの2ndアルバム Nocturnes が発売されたので、早速購入。
1stのHandsは個人的に好きだったのですが、正直なところ一発屋というか、フェードアウトして行く感じなのかな。。。と思っていたのです。2作目を聞くことができるとは、うれしい限りです。

まだ、じっくり聞けていませんが、前作に続いてエレクトロポップなディスコサウンドという感じでありながら、少し落ち着いたというか、前作のStuck On RepeatやRemedyの天真爛漫な雰囲気から少し影のある感じに進化した印象です。1stも好きですが、今作の方が好きかもしれません。

アルバムから印象に残った「Beat Beat」を


裏切りのサーカス

裏切りのサーカス(原題:Tinker Tailor Soldier Spy)をみました。

とてもおもしろくて、彩度の低いどこか疲れを抱えた風景や、スパイ組織としてのMI6が退廃してゆく雰囲気が好きな映画でした。

冷戦下、サーカスことイギリスの諜報機関MI6の幹部にスパイがいるという疑惑が持ち上がり、引退したスマイリー(ゲイリー・オールドマン)がその調査のために呼び戻され、スパイを追いつめて行くというシンプルな筋書きです。しかし、冒頭で全体のキーになる事件を描き、少しずつその事件の顛末と過去の出来事が交差して描かれて行くので、恥ずかしながら、中盤くらいまで何がなんだかわからない状態でした。

しかし、中盤以降、新たな人物の登場が一段落し、時系列が頭の中で整理できると、俄然面白くなります。人物の相関関係や、それぞれの抱えている問題についても、あらゆるものが伏線になっていて、途中の段階で巻き戻して確かめたくなる衝動に駆られました。

さて、後で気がついたのですが、この映画「ぼくのエリ200歳の少女」と同じトーマス・アルフレッドソン監督なのですね。ぼくのエリでも北欧の彩度の低いどこか疲れた、寂しい雰囲気が好きで、印象に残っていたのですが、納得です。


リンカーン

理想と現実、家庭と会社、部下と上司、僕は毎日いろいろな相反する物事の間で落としどころを見いだしながら、折り合いを付けながら、妥協しながら生きています。理想を高らかに掲げ、主張を曲げることなく、高潔に生きることが出来れば、すばらしいだろうと思いながらも、現実に生きて行くためには、前に進むためには、多くの妥協や、ときには自分に嘘をつくことすら必要です。

スティーブン・スピルバーグの「リンカーン」を見ました。
アメリカ合衆国憲法修正第13条が下院を通過する過程を描いた映画ということで、教科書程度の意識しかない僕が見てどの程度理解できるものかと不安に思っていましたが、ストーリーがとても整理して描かれていたことや、登場人物もこの手のお話にしては絞られていて、各人物のキャラクターも立っていて、ついて行くことが出来ました。

それどころ、抑制の効いた、淡々とした映画にも関わらず、後半の修正第13条が下院を通過するシーンではこみ上げてくるものさえありました。

映画では、リンカーンが合衆国憲法修正第13条を下院で起案してから通過させるまでのわずかな期間を描きます。映画のほとんどは下院での投票に勝つための交渉、工作についやされます。修正第13条という大きな目的を成し遂げるために、考え方が異なる人々と落としどころを見いだしながら前へ前へと進むその姿が、不遜ではありますが、現代に生き、毎日妥協しながらそれでも前に進もうと生きている身の回りの人たちや自分に重なったからではないかと思います。

何かを前に進めようとするとき、特に賛否が入り交じるような大きな大きな変化では、賛成する人や反対する人たちの中ですら急進派と穏健派といった具合で分裂が起きます。そういうときにも落としどころを探り、折り合いをつけ、妥協しながら前に進もうとする人を鼓舞するような、そんな映画だと思いました。